前節から約1ヵ月の期間が空き、関東女子フットサルリーグ第8節が府中市立総合体育館で開催されました。
対戦相手は経験豊富なVEEX TOKYO Ladiesさん。
2連敗中の嫌な流れを断ち切り、少しでも上位にいけるよう勝ち点3が欲しい一戦。
この日も多くのリガーレファミリーが会場に駆けつけてくださり、応援が選手にパワーを与えます。
1stピリオド、リガーレのキックオフで試合開始。
キックオフ早々#18嶋田が遠目から右足シュート。枠は捉えきれませんが、積極的にゴールを狙っていきます。前からのプレスで相手にプレッシャーをかけ、ピヴォへのパスもフィクソの#6飯村が前カットし攻撃へと繋いでいきます。
#6飯村、#9三尾、#18嶋田、#28神永の4人が連動して動き続け、パラレラ、ワンツーで積極的に相手陣内に侵入していくと、キックインから#6飯村がトラップで持ち出して右足シュートは惜しくもサイドネット。
積極的なプレスから左サイドでボールを奪った#28神永が相手GKを引きつけ、ゴール前へパス。#9三尾が合わせるもわずかにゴール右に外れ、先制点とはなりません。
セット交代し、#4木村、#5植村、#7小根山、#10宮田がピッチへ。
相手のパス回しから自陣ゴール前でこぼれたところを強烈なシュートを打たれますが、ここは枠外へ。
GK#31伊藤からのスローを受けた#7小根山が倒され相手陣内でフリーキックを獲得。#4木村からのパスを#7小根山がシュートを打つも相手ブロックに防がれます。
サイドで受けた#10宮田がドリブルで積極的に攻め込み、高い位置でキックインを得るもシュートまではいけません。
4分、セットを戻しフレッシュな4人が前からプレスをかけると、相手のゴール前でのパスが詰めていた#18嶋田の右足にあたりそのままゴールに吸い込まれ1-0!積極的なプレスから欲しかった先制点が生まれチームに勢いをもたらします。
セット交代し、自陣キックインで#7小根山からのパラレラに反応した#10宮田がサイドを上がるも相手GKが飛び出しクリア。その際、接触した#10宮田が足を痛めるも大事には至らず起き上がります。
コーナーキックから#7小根山がシュート性のボールをゴール前に入れるも#5植村には合わず。パスカットされピンチになりかけるも全員が素早く撤退し、集中したプレーで相手へ自由を与えません。
クリアランスから底辺での横パスを奪われゴール前でシュートを打たれますが、大きく枠を外れ、なんとかピンチを逃れます。
#17吉川がピッチへ。試合開始からベンチで声をかけ続けていた#17吉川は集中して試合へ入ります。
相手キックインから繋がれゴール前へのパスを#4木村がブロック、こぼれをシュートまでもっていかれますが、GK#31伊藤が落ち着いてキャッチ。続けて縦パスをカットされ、数的不利の状況からGK#31伊藤と1対1のピンチとなりますが、相手との間合いをしっかり詰めブロック。こぼれにも素早く反応しボールを渡しません。
さらに裏へのスペースを使われ、サイドからの折り返しをゴール中央で合わされますが、ここもGK#31伊藤が身体を張りブロック。連続したピンチも集中した対応でゴールを守りきります。
両チームとも得点が動かないまま1stピリオド残り5分。相手陣内でのキックインからボールを回してチャンスを伺い、パラレラで#28神永が抜けだしたところ、相手DF2枚に挟まれるも、中央へこぼれたボールを#18嶋田が拾い得意のドリブルから右足を振り抜き2-0!大きな追加点を奪います。
このまま2-0で1stピリオド終了。
2ndピリオド、#6飯村、#9三尾、#18嶋田、#28神永のセットでスタート。
自陣でボールを奪った#28神永がドリブルで運び左サイドでフリーとなった#9三尾へ。ダイレクトで合わせたシュートは相手ブロックに阻まれますが、こぼれを繋ぎ、最後は中央から#6飯村が低めの強烈なシュート!しかしここも相手の懸命なブロックに当たり、わずかにゴール右へ外れ、得点とはなりません。
#4木村、#5植村、#7小根山、#14杉本がピッチへ。#14杉本の高身長を生かし前線で溜めを作りたところですが、まずは集中してディフェンスから入ります。
プレスをかけ前がかりになった裏のスペースをつかれ、ピンチとなりかけますが、#5植村が素早く撤退し上手く身体を入れて相手にシュートを打たせません。
5分、再びセット交代し、相手陣内で連続してセットプレーのチャンス。#6飯村からのヒールパスを受けた#28神永がフリーで右足シュート。得意の角度からコースを狙ったシュートがゴール右隅に突き刺さり3-0!
赤く染まった観客席の目の前でのキャプテンのゴールに、観客席もベンチも歓喜に沸きます!
良い流れの中、ベンチが動きます。この試合まだ出場していない#20伊藤、#23畑山、そして出場時間が少ない#14杉本、#17吉川の4人がセットを組み、この試合ベンチ入りしたメンバー全員がピッチへ。ベンチからも声を掛けサポートします。
直後、自陣ゴール前でフリーキックを与えてしまいますが、相手のシュートは壁に入った#14杉本がしっかり身体でブロック。続けてコーナーキックからシュートを打たれますが、身体を寄せてコースを限定し、ゴールの枠へ飛ばさせません。
シュートを打たれるシーンは何度もあったものの、最後のところでスライディングし、身体を張ったディフェンスを見せ無失点で次のセットへ繋ぎます。その後も相手の連続したシュートをGK#31伊藤、#7小根山がしっかり跳ね返し、全員で集中して守り切ります。
相手陣内キックインから、左サイドでパスを受けた#9三尾がドリブルで2人交わしてシュートまでもっていくも、シュートはわずかに右に外れます。バランスを取りながら、チャンスと見ると積極的にしかける#9三尾。残り時間10分切ったところでも体力は衰えません。
続けざまにキックインから中央で受けた#18嶋田がシュートを打つも、相手ゴレイラに防がれますが、攻撃の手は緩めず攻め続けます。残り時間9分切ったところで、相手がパワープレー(PP)を開始。
相手のリスタートの時は簡単にPPに入らせないように前からプレスをかけていきます。
13分、相手のPPに対し粘り強く守り、ゴール前に入れられるもしっかり絞っていた#28神永が跳ね返したボールが相手ゴールに吸い込まれ4-0!
17分、#5植村が素早い寄せからこぼれたボールを相手と競り合いながらもスライディングで流し込み5-0!
残り時間2分を切ったところでGKを#31伊藤から#18嶋田に変え、リガーレもPPを開始。
相手陣内でボールを回して時間を進めたいところでしたが、負けている相手も素直にパス回しを受け入れません。積極的にボールを奪いにきて、センターライン付近でボールを奪われかけ、ファールを与えてしまいます。
19分、そのフリーキックから再び相手のPPとなりますが、中央へのパスミスをまたしても#28神永が跳ね返し、綺麗な弾道でゴールに吸い込まれて6-0!この試合ハットトリックとなる3点目が決まります。
残り時間も全員で集中して守りきり、このまま6-0で試合終了。
今季初のクリーンシートでの勝利!連敗をストップし3勝目をあげることができました。
朝早い試合でしたが、会場まで足を運び応援に来ていただいた皆様、また配信等で応援していただいた皆様、本当にありがとうございました。
皆様の声援のおかげで最後まで集中して戦い抜くことができました。
またすぐに、来週リーグ戦があります。準備期間は短いですが、今節の良い流れを繋いでいけるようにしっかり準備して試合に挑みたいと思います。
また皆様と喜びあえるように頑張りますので、引き続き応援よろしくお願いいたします。
写真提供:naka様