ホーム水元総合スポーツセンターでの今シーズン2戦目となる第5節は、3戦全勝で首位に立つヴォスクオーレ仙台に挑んだ。

この一戦で勝利を収めれば、暫定で仙台と勝点が並ぶ重要な試合となる。

1st ピリオド

スターティング5はGKが石崎、FPは木村、千野、芝野、二宮。前節マルバ水戸FC戦から変更は1人で、岡部と芝野が入れ替わる形となった。

試合は立ち上がりからシュートまで持ち込む場面を創出。

そして、平井、森岡、高橋、黒田の得点力が高いセットが投入されると、前半3分45秒に先制点が生まれる。

高橋がハーフウェーライン付近でボールを奪うと、ゴール前へパスを供給。

これに反応して走り込んだ黒田が、ループシュートでGKのタイミングを上手く外してゴールネットを揺らす。

これで試合の主導権を握ると、同6分台(残り13分)に高橋がペナルティエリア付近で倒されてFKを獲得。

キッカーの森岡はパスを選択。ボールは仙台の守備がゴール前を固めたことでフリーなった黒田の下へ。

黒田はペナルティエリア右付近から左足を振り抜き、ボールをゴール右上に突き刺す。

幸先の良いスタートを切った葛飾に対し、早い時間で点差を広げられた仙台はすかさず、タイムアウトを要求。

軌道修正を図る仙台がプレスの強度を高めたのに対し、葛飾は低い位置で繋ぐようになり、ピヴォへ当てる場面が少なくなる。

このまま試合はこう着した時間が続きそうにも見えたが、前半8分23秒にCKから不運な形で1点を許してしまう。

その後は互いに攻めあぐねる時間が続く。

さらに我慢の時間が続く葛飾はタイムアウトを使って流れを変えようと試みるも、直後の同13分47秒には相手のロングシュートを防ぎきれず、スコアは振り出しに。

再びリードを奪いたい葛飾は前半終盤に再び攻勢に出るが、得点には至らずに前半を2-2で終える。

2nd ピリオド

後半に入ると、仙台が攻勢を強める。

立ち上がりこそ葛飾もシュートまで持ち込む場面もあったものの、徐々に仙台が押し込む時間が増えるように。

決定機を与える場面が目立つ苦しい展開の中、石崎の好セーブの連発に救われて辛うじてピンチを凌ぐ。

だが、攻勢に転じようとした後半中盤、カウンターからついに逆転を許してしまう。

痛い失点を喫した葛飾だったが、エースが嫌な流れをすぐさま断ち切る。

平井のキックインから森岡が右足を振り抜き、ゴール右に沈めて3-3に。

会場の雰囲気も再び盛り上がる中、このまま逆転を狙う葛飾は直後に再び決定機を迎える。

しかし、森岡が放ったシュートは相手の好セーブに阻まれて逆転とはならず。

すると、直後の残り時間約3分に相手のCK。ゴール前に早いボールが蹴りこまれると、これを上手く合わせられてボールはゴールへ。

追い込まれた葛飾はタイムアウトを挟み、パワープレーを仕掛ける。

人とボールの動きに変化をつけ、隙をうかがうが、最後までゴール前を固める仙台に対し、うまくスペースを生み出せず。

首位仙台を最後まで苦しめたものの、今季3敗目を喫した。

【順位表】
https://www.fleague.jp/score2/teamrank.html

【試合日程】
https://ligare-futsal.com/match

ハイライト動画

選手・監督コメント

北監督

加世田選手

二宮選手

次節の試合情報

7月16日(日)14:00 K.O.
@島根県立体育館
VS ポルセイド浜田