リーグの折り返しを迎えた第10節、先日ホームゲームで敗れたマルバ水戸FCのホームであるカシマスポーツセンターでのアウェイゲーム。

ホームゲームのリベンジを果たしたいところ。

ここ数試合失点が増えているリガーレヴィア。今試合はしっかりとした守備から試合に入る。

1stピリオド

前半、マルバボールでキックオフ。

マルバはピヴォを起点としたシステムと4枚が流動的に動くシステムを使い分けながらの攻撃。

相手のピヴォに対してはフィクソの位置に入った木村と高橋がタイトなマークで仕事をさせない。

裏を狙うマルバの攻撃にも米谷、尻屋をはじめとした素早い戻りでチャンスを作らせない。

カウンターからピンチを迎え、飛び出した藤川も交わされるが、このシュートはゴール左に外れる。

立ち上がりのピンチを防ぐと、そこからは安定した守備からゴールを狙うリガーレヴィア。

ピヴォの森岡を中心とした攻撃を見せる。

森岡がゴール右サイドからの反転で相手ゴレイロと1対1のチャンスを迎えるが、これはブロックされてしまう。

今日ファーストセットに入った江本も積極的なプレーを見せる。

左サイドからのドリブル突破と森岡とのコンビからシュートチャンスを作るが中々シュートを打ち切れない。

森岡のブロックからのカットインでシュートを放つが、これはゴール左に外れる。

何度もゴールに迫るも中々得点を奪えないリガーレヴィアだったが、均衡を破る。

米谷のキックインから森岡がファーサイドにいた江本にパスを通すと、これを左足で合わせ、Fリーグ初ゴール。

サポーター、選手皆が待ち焦がれた次期エース（自称）江本のゴールに大きく盛り上がる。

得点を奪ったあとも落ち着いた守備で流れを渡さないリガーレヴィア、守備からの攻撃で追加点を狙う。

田嶋のピヴォ当てから左足で折り返すが、ファーサイドで合わせる事はできない。

マルバもカウンターからチャンスを作る。藤川から熊谷へのピヴォ当てのボールをカットされるが、このカウンターは高橋が良い対応を見せ、なんとか防ぐ。

ゴール中央でボールを奪われると、2-3の数的不利の場面、中央を割られてシュートを打たれるが、これは藤川がなんとかセーブ。得点を許さない。

リガーレヴィアの守備に対して、マルバも個人技を全面に押し出した攻撃でゴールに襲い掛かる。

相手のドリブル突破からシュートを打たれるが、森岡がゴール前まで戻ってシュートをブロック。

全員の集中したディフェンスでマルバ攻撃陣を抑えこむ。

ここで前半が終了。1-0のリードで前半を終了。

2ndピリオド

1点リードだが安心はできない後半。開始直後にマルバが畳み掛ける。

コーナーキックからゴール中央にパスを通されるが、このダイレクトシュートは藤川がゴールマウスに戻ってセーブ。

直後、右サイドからのドリブル突破、ゴレイロと1対1のピンチを迎えるが、これも藤川がブロック。

後半立ち上がりにピンチを迎えるが、ここも失点を許さない。

反撃したいリガーレヴィア、前半と同じく森岡、菊地（耕平）のピヴォを軸とした攻撃からチャンスを作る。

アラ→ピヴォの関係性からチャンスを作る場面が増える。尻屋も縦へのスピードを活かしてゴールに迫る。

しかし、マルバも最後のところで身体を張ったディフェンスで追加点を許さない。

マルバのパス回しに対しても、1点リードのリガーレヴィアはマンツーマンとゾーンを織り交ぜたディフェンスで対応。

シュートチャンスを作らせる場面も起きるも、ゴールは許さない。

ピヴォ当てのリガーレヴィア、個人技のマルバ、どちらも一歩も譲らない状況が続く。

前半から積極的なプレーを見せている江本のドリブルから米谷への折り返し。

ループシュートを放つがこれはゴール上に外れてしまう。

マルバもカウンターからのチャンス。数的不利の守備からゴレイロと1対1のピンチとなるが、これが藤川が連続セーブ。

両者良さを見せながらも均衡した展開に。

徐々に激しさを見せる試合。お互いにファールが増える。

ゴール前でのファールから、フリーキックのピンチを迎えるが、壁に入った米谷が渾身のブロック。

相手ディフェンスを背負った森岡が肘を使ったとしてイエローカード。

ゴール前まで走りこんだ木村（芳）がスライディング。相手ゴレイロと交錯し、イエローカード。

残り5分以上を残してリガーレヴィアの5ファール。

これ以上のファールは避けたいところ。

基本的にハーフのマンツーマンディフェンスで守るリガーレヴィアに対して、マルバはパワープレーを選択。

残り時間はあと少し、守り切れるか。

パスを回しながらゴールを狙う相手に対して、リガーレヴィアは連動したディフェンスでチャンスを作らせない。

このまま守り切れるかと思った残り7秒。

ゴール右から折り返したボールはゴレイロ藤川が弾ききれず、ゴールイン。残り少ないところで痛い失点。

これまで集中した守備を見せていただけに、守り切りたかったところ。

最後のワンプレー、リガーレヴィアもタイムアウトを使って作戦会議。

キックオフからパワープレーを選択して得点を狙う。

左サイドの森岡からゴール右にいた碓井にパスが通るが、これはゴール右に外れてしまう。

ここでタイムアップ。

残り少ないところで痛恨の同点弾を許したリガーレヴィア。試合終了間際で勝ち点2がその手からこぼれ落ちる。

次節は石川県松任にて、今シーズン初めてとなるアグレミーナ浜松との試合となる。

順位的にもリガーレヴィアのすぐ下につける浜松を相手に、次こそは勝利を掴みたい。