前節が延期となった影響により、約1ヶ月ぶりの試合となった本節。

茨城県の笠松運動公園体育館にて、マルバ水戸vsしながわシティの試合との共同開催で行われ、リガーレヴィアのホームゲームという事もあり、多くの観客が応援に駆けつけた。

相手は現在リーグ首位を走る広島エフドゥ。リガーレヴィアとしてはここで1位のチームを叩いておきたい。

前半

リガーレヴィアボールで試合開始。

開始早々、新加入の大徳のドリブルからチャンスを作る。

右サイドでドリブルからゴールに襲いかかる。

対する広島エフドゥは開始早々、ゴールキーパー をフィールドプレーヤーに交代してパワープレーを仕掛ける。

エフドゥの奇襲に対してもリガーレヴィアは連携の取れたディフェンスで対応する。

サイドからシュートを打たれるも、ゴレイロ石崎が好セーブを見せる。

パワープレーのディフェンスからのカウンターでチャンスを作る場面が増える。

尻屋のドリブルから菊地にパスが通ると、菊地が右足を振り抜く。相手ゴレイロに弾かれたボールに碓井が詰めるが惜しくも枠外。

Fリーグデビュー戦となった島田もドリブルからチャンスを狙う。

奇襲を受けながらも流れは渡さないリガーレヴィア。高い位置でファールを貰うと、森岡が直接ゴールを狙う。これはギリギリのところで相手にブロックされる。

さらに攻めるリガーレヴィアはエース森岡と、17歳のドリブラー江本の個人技からチャンスを作る。

ゴール正面から反転した森岡が左足で放ったシュートは相手ゴレイロの好セーブに阻まれる。

江本が変幻自在のドリブル、ピヴォ当てからシュートまで持ち込むが枠を捉える事ができない。

エフドゥは途中からパワープレーを封印し、カウンターからゴールを狙う。

何度かピンチを迎えるが、先発したゴレイロ石崎が素早い飛び出しでピンチの芽を摘む。

その後リガーレヴィアもチャンスを作るが、相手ゴレイロの好セーブもあり決めきれない。

0-0で前半を終える。

両者譲らない展開となった前半。後半どちらがゴールを奪うのか。

後半

リガーレヴィアはゴレイロを藤川に交代。

後半もお互いディフェンスに重きを置いた固い展開に。リガーレヴィアは変わらずピヴォ当てからゴールを狙う。

森岡へのピヴォ当てから米谷がシュートまで辿り着くが、枠を捉える事ができない。

エフドゥは前からのディフェンスでチャンスをうかがう。

横パスを相手に奪われ、ゴレイロと1対1にピンチを迎えるが、ゴレイロ藤川がループシュート落ち着いてキャッチ。流れを渡さない。

互いに譲れない展開が続く。

左サイドでキックインのチャンスを獲得すると、田嶋がゴール前にディフェンスの隙を突くパスを通すとこれをファーサイドで8番 菊地耕平が合わせて、リガーレヴィア待望の先制点!

会場からも歓声が盛り上がる。苦しい時間が続く中で大きな大きな先制点。

その後攻勢に出るエフドゥに対しても、リガーレヴィアは落ち着いたディフェンスを見せる。

相手のドリブルをカットした江本が相手ゴレイロと1対1のチャンスを迎えるも、これはブロックされ追加点ならず。

エフドゥの反撃。リガーレヴィア左サイドでボールを失い、中央へのパスからフリーでシュートを打たれるも、これはゴール上に外れる。

すると後半残り5分、広島エフドゥは再度パワープレーを仕掛け、リガーレヴィアも守りを固めつつ、カウンターから得点を狙う。

尻屋が中央でボールを奪いスピードを活かして抜き出すが、相手がギリギリの所でクリア。

広島エフドゥ10番が左サイドからドリブルで切り込むが、フィクソの高橋が身体を張ったディフェンスで突破を阻む。

このプレーで高橋が負傷し担架で運ばれ、リガーレにとっては大きな痛手だが、この穴を埋めたのはフィクソの木村(芳)、菊池(慧)の若手2人。落ち着いたプレーで守りきる。

その後もエフドゥがパワープレーを継続。

リガーレヴィアはメンバーを交代しながら泥臭いディフェンスを見せ、ここでタイムアップ。

菊地(耕)の虎の子の1点を守りきり、1-0。文字通り総力戦となった試合で大きな勝利を収めた。

次戦は8/11(木祝)岐阜メモリアルセンターにてアグレミーナ浜松戦。連勝を狙いたい。


写真提供:尾池様