今シーズン、東京都の緊急事態宣言の影響を受け、リーグ戦の延期と再開を繰り返していたOver40が参戦する東京都マスターズフットサルリーグ。本日リーグ戦が再開され第10節が都内施設で行われた。

 

監督からは試合前に普段練習をしているセガサミーとは違う狭いコートである事を踏まえ、シンプルにプレーをする事、とにかく前、縦を意識してボールをつける事、ブロック、カーテンの使い方、DFの際のプレスライン、カバーリングの意識、ゴールクリアランス等のチームとしての約束事が確認された。

対戦相手はプレリーグ時代から一度も勝利をした事のない難敵で技巧派の選手の揃うDREAM futsal park LENDASさん。

 

試合は開始早々2分に動く。相手陣内でのキックインで細矢がゴール前に蹴り込んだボールが、処理しようとした相手ゴレイロの足に当たりそのままゴールへ。欲しかった待望の先制点はリガーレ。先制点を取った後の2点目を取って試合序盤の流れを完全に持って行きたいリガーレはなおも畳みかける。7分、相手陣内で得たフリーキックから松浦が中央に落としたボールを走り込んできた残間が直接シュート。ボールはゴールに突き刺さり2点目。追加点を奪い序盤の主導権を握る。

 

2点ビハインドの相手も当然追いつく為に高い技術力を生かしてボールを繋ぎ、再三リガーレゴールに迫りチャンスシーンを作るが、これをGK小沼の体を張ったプレー、監督が本日のマンオブザマッチにあげていたFixo残間の気持ちの入ったDF等、個人の活躍もあり無失点で凌ぎ2-0のリードで前半を折り返す。

 

実力がある相手だけに後半もさらなる追加点が欲しいリガーレは後半も自陣でのリスクの高いプレーは避け、シンプルに縦、前につけPIVOを使った攻撃を継続する。すると19分、右から松浦がマイナスに入れたCKを細谷が強烈なミドルで沈めこの日2点目のゴールで3-0。20分には藤田が左から入れたCKを中央でフェイクで相手マークを剥がしフリーになっていた松浦が合わせ4-0。21分には自陣深い位置のキックインからキッカーの高木が前線の相良にループ気味のロングボールをいれ、この浮き球を相良が相手GK、DFと交錯しながらもマイボールにし、反転して流し込んで5-0。

 

このままクリーンシートで試合を終えたいリガーレであったが、21分相手ゴールクリアランスから自陣ゴール前のFPに直接合わせられ、GK鈴木が懸命に体をぶつけるも失点し5-1。23分には後半の累積ファールから第2PKを与え、これを決められて5-2。

 

試合最終盤に失点を喫するも序盤のリード、苦しい時間帯の連続得点が生き、トータルスコア5-2でLIGARE TOKYO O-40がDREAM futsal park LENDASを下した。

いよいよ次節は現メンバーで戦う最後のリーグ最終節。応援宜しくお願い致します。