どうも、たつやです。

 

退団発表の後にブログの機会があると思っていなかったのは、私だけではないはず。笑

おそらく、最後のブログになると思います。

 

 

先日発表されました通り、2021シーズンを以てリガーレ東京(あえてこう呼びます)を退団することにしました。

 

トップチーム退団選手のお知らせ

 

ルソーレ退団から、リガーレ入団

 

僕は2017シーズンから、5シーズンの在籍しました。

 

ただ、元はリガーレ東京の前身、デルソーレ中野に2009~2011シーズンまで3年間プレーしていました。

 

二十歳そこそこで入団した僕は、当時経験豊富な選手たちから、「勝敗に1%も影響しない」「周りからチヤホヤされて勘違いしている」「チームにいるだけで満足するな」「*ったみかん」ちょっと試合に出られたら「調子に乗っている」と、挙げればキリがないほどの厳しい愛の言葉をいただきました。

 

それらの是非や表現はさておき、愛の言葉だと思うのは本音です。いや、ほんとに。

 

それが、当時の僕の正当な評価だったんだと思います。

本気度が伝わらなかった。周りから見たら、僕の取り組みはその程度だった。アマちゃんだったんだと思います。

 

一度チームを離れ、5シーズン違うチームで過ごす中で、自分という存在、チームへの向き合い方、戦うということをとても考えました。

 

余談ですが、当時在籍したチームが優勝争いに敗れた翌シーズン、主力が半分以上チームを去り、選手が10人ほどしか残らない中で、「このメンバーで心中するつもりで臨もう」と戦ったシーズンに、東京都リーグを優勝したのは、とても心に残っています。

 

 

そんな中で、デルソーレ在籍時にお世話になった選手の一人、英さん(現Over40監督、トップコーチ)が引退することになります。

お世話になった人たちが辞めてしまう前に、もう一度一緒に戦いたい!と、リガーレに移籍する決意をしました。

 

リガーレが出場していた地域チャンピオンズリーグを観戦しに、始発に乗って岐阜まで応援に行ったのは、決断の直後のことです。

 

ガーレでの戦い

 

さて、そんなこんなで入団からの5シーズンはご存知の通りです。

僕の力不足と、同じく今シーズン退団するNo.53けんじさんの存在もあり、試合の出場時間は限られたものでした。

 

でも、どんな時も全力で臨み、取り組んで戦ってきました。

試合までは、練習から声を出し、想いをぶつけ、試行錯誤しました。

食事、トレーニング…、出場の可能性が低くても自分の中でのプロフェッショナルを心がけました。

 

そして試合では、出場していなくても、チームが同じ目標に向かって戦うこと、ベクトルがずれた時には(例えば一つのジャッジで心が乱れたり、浮き足立ったり)、プレーに向けられるように声をかけること、そして、GKチームで一つのゴールを守ることをいつも意識してきました。

 

断言しますが、味方のミスや失敗を願ったことは、ただの一度もありません。

 

 

「勝利の確率を1%でも上げられるように」と、常に全力で取り組んできたので悔いはありません。

 

 

退団決意と、Fリーグ参入決定

 

そして、今シーズン。

家族、仕事、社会情勢、環境や立場の変化、それを言い訳にしたくないですが…、

ずっと続けていた練習前のW-UPの自主トレどころか、練習のスタートから参加できない日々が続いたりもしました。

 

2時間の練習のうち、残り30分しか参加できないことも1度や2度ではありません。

それでも、15分でも練習できるならと会場に向かいました。(決して誇れることではないですが)

 

とはいえ、やはりそれでチームに貢献できるか、できているか、というのを考えると、自分自身で納得が出来ませんでした。

 

Fリーグの参入、本当に素晴らしいです。

そこに向けた努力をしてきた皆さん、特に幹部のメンバーを見てきたので、それが報われて心から嬉しいです。

そして、間違いなく応援してくださった方々のお陰でもあります。

 

Fリーグの舞台だから、ということではなく、仲間たちが目指した場所で、その開幕をチームメートとして、肩を組んで迎えられたら、どんな感情になるんだろうと、すごいワクワクもします。

 

試合開始前の円陣や、ベンチエンジン通称“ベンジン”(ベンチのつもりかよ笑)、味方の守備や撤退に吠えて、審判にたてつこうとする高●さんを現世に引きずり戻し、仲間のゴールに歓喜し、試合後にサポーター席を見上げる。

 

想像するだけで鳥肌モンですね。

 

残念ながら、それは叶いませんでしたが、素晴らしい瞬間になることを願っていますし、きっとなると思います。

 

いごに

 

最後のシーズンとなった今シーズンを戦いながら、おそらく最後になるだろうと考えていたにもかかわらず、退団選手として見送られる側になることが、まったく想像できませんでした。

 

それだけ、リガーレは僕の生活の当たり前であったし、これまでの4シーズンは次のシーズン「やるか、やらないか」を迷ったことはありませんでした。

 

人生の中でたったの5年ですが、素晴らしく、かけがえのない時間となりました。

そこには、一緒に戦った仲間も、応援してくださった方々も、携わるすべての方々があってのものだったと思います。

 

本当にお世話になりました。

ありがとうございました。

 

ちなみに、来シーズンはまだ決めていません。

というのも、仕事でも家庭でも、また少し変化がありそうなのと、もちろんコロナの状況もあって、すぐに動き始められそうにありません。

 

ただ、きっとまだ辞めることもないと思います。

皆さんとは、試合会場の観客席でお会いできることを、楽しみにしています。

 

 

では、あでぃおーす。

 

 

P.S. そういえば、ひとつありました!

僕が胸を張って貢献したと言えること、関東リーグのオフィシャル!笑

設営のスケジューリングや人員配置、役割分担、当日のマネジメント、新井ちゃんのメンタルケア…。

プレーちゃうんかい!!