9月6日(土)関東女子フットサルリーグ第8節が東京ドームスポーツセンター東久留米で開催されました。
相手は多彩な戦術と、高い技術力をもつAmbitionさん。昨シーズンは1-4で敗れており、公式戦では今まで勝利したことがない相手ですが、地域チャンピオンズリーグに出場するためには、もう勝ち点を落とすことはできません。「1人1人がそれぞれできる役割を果たし、必ず勝利を」という強い気持ちで試合に臨みました。1stピリオドは相手ボールでキックオフ。先発は#6瀧澤、#9三尾、#18嶋田、#28神永、GK#98宇田川。
開始早々、右サイド自陣キックインから#9三尾が#18嶋田にピヴォ当て、そのままサイドを駆け上がり、再びボールをもらいドリブルでゴール前へ。ニア上へファーストシュートを放ちますが、これは相手GKが好セーブ。いきなり見せ場を作ります。相手も4-0(クワトロ)のシステムから左サイドをドリブル突破、強烈なシュートを放ってきますが、これは#98宇田川がしっかりとセーブ。ゴールを許しません。
その後は、相手のパス回しに対し、なかなかボールを奪いきることができず、我慢の展開が続きます。

ここでセットを替え#4木村、#5植村、#7小根山、#11宮下がピッチに立ちます。ピヴォ#5植村のキープ力を生かし、シンプルに前進をはかります。3分、ボールを収めた#5植村が前を向き、左サイドDFの裏に走った#11宮下に絶妙な浮き球パスを配給。ここは相手GKがうまく対応し、シュートまではいけません。DFはプレスを強め、お互い中盤でのボールの奪い合いが続きます。再び、#6瀧澤、#9三尾、#18嶋田、#28神永にセットを戻します。自陣でボールを奪った#18嶋田がドリブルで駆け上がり、3対2の数的有利の状況で左サイドの#6瀧澤にパス。#6瀧澤からのゴール前への折り返しを相手がクリアしたボールが、フリーの#18嶋田へ。#18嶋田が右足を振り抜きますが、ここは相手GKが足を伸ばしてなんとかセーブ。さらに13分にも、#18嶋田が相手の一瞬の隙をついてボールを奪い、相手GKと1対1に。相手GKもドリブルで交わしますが、シュートを打つことはできず、戻したパスを#9三尾が左足ダイレクトでシュートを打ちますが、ここは戻ったGKがはじき出します。ビッグチャンスはあるものの、なかなか決めきれずにいると16分、自陣ゴール前混戦から、ペナルティエリア外に戻されたボールを相手が右足でダイレクトシュート。これが味方DFの股を通りゴール右隅へ。欲しかった先制点を相手に許してしまいます。

1stピリオドで同点に追いつきたいところ。#4木村、#5植村、#7小根山、#17池田にセットを替え、#98宇田川のロングスローから押し上げをはかりますが、なかなかいい形でシュートまでもっていくことができず、1stピリオドを0-1ビハインドで折り返します。

2ndピリオド、リガーレのキックオフで開始。立ち上がりから、#6瀧澤が相手DFとキーパーの間にロングボールを蹴りこみ、こぼれ球を#28神永がシュート。相手ゴールを脅かします。
相手の4-0システムに対しては、DFラインを少し下げ、エリアに侵入してきたところで強くボールを奪いにいきます。カウンターの場面も増えますが、なかなかシュートまでいくことができません。セットを替え、#5植村、#7小根山、#11宮下、#17池田がピッチイン。OFはシンプルなピヴォ当てのロングボールを多用、DFはプレスラインを上げてハイプレスと1stセットとは攻守ともにリズムを変え、相手の混乱を狙います。相手自陣でのセットプレーも増えますが、なかなかチャンスを生かしきれません。相手にワンツーで崩され、1対2の数的不利の状況でゴール前フリーの選手にダイレクトでシュートを打たれますが、これは#98宇田川が左足でビッグセーブ。ヒヤッとしたシーンにベンチからも「ナイスセーブ!」と声が上がります。

時間が経過するにつれ、中盤の球際は激しさを増し、リガーレは気持ちの入ったDFでファール数もかさんでいきます。前から奪いにいこうとすればするほど、ピンチも増えますが、体を張ったDFと#98宇田川のビッグセーブで追加点は許しません。2ndピリオド残り4分、#18嶋田がGKユニフォームを着て、#5植村、#6瀧澤、#9三尾、#28神永でパワープレーを開始します。相手もパワープレーをさせないように前からプレスをかけてきますが、うまく回避し、ハーフに押し込んでテンポよくパスを回します。
しかし、飛ばしのパスを狙われ、相手にカットされてしまい、そのまま無人のゴールへ。#6瀧澤が懸命に足を伸ばしますが、一歩届かず、相手のパワープレー返しが決まって0-2。追加点を奪われてしまいます。「まだ追いつく時間はある」気持ちを切り替えて、パワープレーを続行。パスを回して相手の隙を狙いますが、相手も体を張って守ります。飛ばしのパスから#9三尾、#6瀧澤がシュートを放ちますが、枠をとらえることができません。
相手も前からプレスをかけてくるため、なかなかパワープレーまで持ち込めず、ピッチに立つメンバーは前プレ回避とDFで体力を奪われながらも、必死にゴールを目指します。ベンチメンバーも一丸となって外から声をかけ続けますが、最後まで得点を奪うことができず、試合終了。今節も現地や配信でたくさんの応援本当にありがとうございました。この敗戦を受けて、戦績は2勝3敗1分。
地域チャンピオンズリーグへの出場は限りなく厳しい状況になってしまいましたが、今の自分たちの実力をしっかり受け止め、また日々の練習からしっかり修正していきます。

「勝つことの難しさ」を痛感するシーズンとなってしまいましたが、次こそは勝って応援してくださる方たちと喜びを分かち合いたいと思いますので、引き続き、応援よろしくお願いいたします。

 

写真提供:naka様

 

※この試合の映像は下記からご覧いただけます↓
vs Ambition live配信