関東リーグ第3節(リガーレは2試合目)は再びホーム水元総合スポーツセンターでFリーグとの共同開催で行われました。先に行われたトップの試合は、今季2連勝中だったヴォスクオーレ仙台さんを相手に5-3で今季初勝利。最高の結果でレディースにバトンを渡してくれました。男女W勝利を。レディースの勝利への機運も高まります。開幕2連勝して、勢いをつけたいところ。相手は昨シーズン苦しみながらも3-2で勝利したヴィエントFCさん。多くのリガーレファミリーがトップの試合に引き続き、大声援を送ってくれる中、相手ボールで1stピリオドキックオフ。リガーレの先発は#6瀧澤、#9三尾、#18嶋田、#28神永、そしてGK#98宇田川。立ち上がり、リガーレは4-0システム、相手はピヴォを置く3-1システムで両者攻撃の糸口を探ります。
1分、#18嶋田がハーフラインあたりで相手のトラップミスからボールを奪い、1人カウンター。最初のチャンスを迎えます。ここは、相手DFが必至に足を伸ばしてブロック。その後もセットプレーで相手ゴールに迫ります。相手が先にセット替え、システムを4-0に変更します。続いて、リガーレもセットを替え、#4木村、#5植村、#7小根山、そして先日までイタリアで行われていたデフフットサルワールドカップ2025に日本代表として出場していた#10宮田が今シーズン初めてピッチに立ちます。リガーレは、短いパスをつなぎながら、相手の背後を取る動きで前進をはかります。相手もセットプレーを中心にリガーレゴールを脅かします。
試合が動いたのは6分。相手が左サイドドリブル突破から中に折り返したボールがペナルティエリア内で味方DFの手に当たり、これがハンドの判定。PKを与えてしまいます。これを決められ0-1。先制点を許してしまいます。
立て直してまずは同点に追いつきたいものの、なかなかシュートまでいけず、我慢の展開が続きますが、#98宇田川のビッグセーブもあり追加点は許しません。
14分。右サイドで得たキックインから、#18嶋田が右足を豪快に振り抜くと、ボールは壁の間を抜けそのままゴールファーサイド吸い込まれます。待望の得点が生まれ、1-1の同点に。「ゴラッソー!!」と会場も喜びが爆発します。しかし、喜びもつかの間。14分、警戒していた相手右サイドコーナーキック下げ打ちからの強烈なシュートが味方DFに当たり軌道が変わってゴールへ。1-2と、またしてもリードを許してしまいます。
その後も何度もゴール前でピンチを迎えますが、粘り強く体を張ってなんとか失点を防ぎ、1stピリオドを1-2のまま折り返します。ホーム水元で負けるわけにはいかない。「要は気持ち!!」今節のパワーワードをもう一度全員で確認し、気持ちを奮い立たせて再びピッチへ。鳴りやむことのない太鼓とリガーレコールが選手たちを後押ししてくれます。リガーレボールで2ndピリオド開始。
ピッチに立つ#6瀧澤、#9三尾、#18嶋田、#28神永はDFのプレスの強度をさらに高めます。2分、左サイドキックインから#6瀧澤が得意のドリブルで駆け上がり、ゴール前へ鋭いクロスを放り込みます。相手GKフットセーブのこぼれをゴール前#9三尾が詰めますが、これはDFがクリア。続くセットプレーでも#18嶋田が果敢にシュートを放ちます。
もう一方の#4木村、#5植村、#7小根山、#10宮田セットも#5植村が前線でキープすることによって攻撃の起点となり、走りこんだ#7小根山や#10宮田にパスを繋ぎいい形でシュートまでいきますが、ゴールを割ることができません。試合が進むにつれて、球際の激しさも増し、お互い一歩も譲らない展開が続く中、残り7分、リガーレは#18嶋田をGKにパワープレーを開始します。
#6瀧澤を頂点に、左右にボールを展開し、相手DFがずれたところでチャンスが生まれます。右サイド#9三尾から中央ゴール前の#28神永へ。こぼれ球を逆サイドフリーの#5植村が詰めますが、ここは相手GKのファインセーブ。立て続けに、今度は左サイド#28神永のダイレクトパスがゴール前#9三尾へ。このシュートも相手GKに阻まれます。決定機を作りながらも決めきれないリガーレ。残り3分、#5植村と#7小根山を交代し、パワープレーを続行します。テンポよくボールを回しながらDFがずれたところで中央バイタルエリアにボールを配給しますが、合わせることができず、時間だけが経過していきます。
強度の高いDFとパワープレーで体力を削られながらも長時間ピッチに立ち続ける仲間に、ベンチのスタッフ・選手も外から必死に声をかけ、集中を切らすことなくゴールを目指しますが、#28神永が右足でシュートを放つと同時に、試合終了のブザーが鳴り響きます。1stピリオドのビハインドをひっくり返すことができず、1-2で敗戦。共同開催の男女W勝利、開幕2連勝を飾ることはできませんでした。暑い中、会場で応援してくださった皆様、配信等で応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。また、たくさんの方々のご尽力のおかげで2試合連続ホームゲームを開催させていただけけたこと、朝から設営・運営をしてくださった方々にも感謝申し上げます。
結果でお返しすることができず、大変申し訳ない気持ちでいっぱいです。この結果を真摯に受け止めなければいけませんが、2週間後には次の試合が控えているため、下を向いている暇はありません。課題と向き合って、修正して、次節必ず勝利できるように、またチーム一丸となって練習に取り組んでいきます。
引き続き、応援よろしくお願いします。