関東女子フットサルリーグ第13節(最終節)が東京ドームスポーツセンター東久留米で行われました。
対戦相手は2年前の参入戦でPKの末敗れ涙し、その年に関東昇格となった日本環境ブラジニアフットサルレディースさん。1年遅れての昇格を果たしたリガーレは関東リーグの舞台でリベンジマッチとなりました。
最終節を勝利で終えるべく、この日も多くのリガーレファミリー、スポンサーの皆様が応援に駆けつけてくださり、観客席が真っ赤に染まります。
1stピリオド、リガーレのキックオフで試合開始。
#9三尾、#28神永、#6飯村とパスを繋ぎ、#18嶋田が裏を狙いますが、タッチラインを割ります。
失点はしたくないリガーレでしたが、2分、横パスを相手に奪われ、そのままGKと1対1になったところを決められ失点。0-1。開始早々に注意していた形で失点してしまい、嫌な記憶がよぎりますが、全員で声を掛け合い、まずは同点を目指します。
すると2分、#6飯村、#28神永、#18嶋田とパスを繋ぎ、再びボールを受けた#28神永からゴール前に走っていた#6飯村にパス。中への折り返しは一度は相手にブロックされるも、こぼれ球を#6飯村が右足を振り抜き、強烈なシュートがニアに突き刺さり1-1!
失点直後の同点ゴールにベンチも観客席も喜びを爆発させます!
セットを交代し、#4木村、#5植村、#7小根山、#10宮田がピッチに立ちます。
キックインからチャンスを作るもシュートまではいけません。相手の攻撃に対しては全員でしっかり対応し、チャンスを与えません。
セットを戻し、ハーフに引いて守る相手に対してパスを回してチャンスを伺います。
#18嶋田のパラレラのパスに#6飯村が抜け出しシュートを放ちますが枠を捉えることはできません。
更に、#18嶋田のロングパスが裏に抜け出した#28神永に繋がり、中に折り返し#6飯村がシュートを放ちますが、こちらも枠を捉えることはできません。
再びセットを戻し、9分、#10宮田、#7小根山、#5植村とパスを繋ぎ、#5植村のパスに抜け出した#10宮田がGKとの1対1をきっちり決めて2-1!
関東リーグ初得点の#10宮田の逆転ゴールにベンチも観客席も喜びを爆発させます!
逆転に成功したリガーレですが、その後も攻撃の手を緩めず、相手ゴールに迫ります。
#9三尾のシュートは相手のGKの好セーブにあい追加点とはならず。
更に、#10宮田が相手2人をかわしシュートまでいきますが、ここも枠を捉えきれず、追加点とはなりません。
14分、相手陣内のキックインから#28神永のパスを#18嶋田が落とし#6飯村が右足を振り抜きゴール!3-1!デザインされたセットプレーから貴重な追加点を奪います!
その後、相手に押し込まれる時間帯も全員で体を張ってゴールを守ります。
相手のシュートが味方に当たり、リフレクションしたボールもGK#21新井のファインプレーで得点を許しません。1stピリオド終了間際、相手に強烈なシュートを打たれますが、ここもGK#21新井が好セーブでピンチを救います。
お互いチャンスは作るものの得点は動かず、3-1で1stピリオド終了。
2ndピリオド、相手のキックオフで試合開始。
#4木村、#5植村、#7小根山、#10宮田がピッチに立ちます。
立ち上がり集中して入りたいところでしたが、ミスが続きリズムを作ることができません。
すると1分、連携ミスから相手に一瞬の隙をつかれ失点。3-2。
更に2分、CKから#6飯村のシュートが相手に当たりカウンターのピンチ。一度は#21新井が止めるも、こぼれ球を詰めていた相手に決められ失点。3-3。
2ndピリオド早々の2失点で試合を振り出しに戻されてしまいます。
やはり簡単には勝てない相手。下を向かず全員で声を掛け合い、再度、勝ち越しを目指します。
嫌な流れを変えたいリガーレはここで、GKを#21新井から#18嶋田に変え、パワープレーを仕掛けます。 数的優位を上手く使い、マークのズレを生み出し、#6飯村、#18嶋田がシュートを打つも決めきることができません。
パワープレーの時間が長くなり、GKを#21新井に戻します。ハーフに引いて守ってくる相手に対し、ボールを回してゴールに迫りますが、相手も得意とするカウンターでリガーレゴールに迫ります。
#10宮田がドリブルを仕掛けますが、相手に奪われてカウンター。2対1の状況を作られシュートを打たれますが、GK#21新井が顔面でブロック。身体を張ったプレーでゴールを守ります。
しかしこのプレーでGK#21新井が負傷し、継続困難に。この試合何度もピンチを救ってきた#21新井に変えて#18嶋田がGKとしてピッチに入ります。
その後はお互いチャンスを作ることができず、膠着状態が続きます。
そんな中、試合が動いたのは11分。#5植村、#6飯村、#9三尾、#18嶋田、#28神永の5人でパワープレーを仕掛けます。#28神永のパスを受けた#18嶋田がファーサイドにシュート性のパス。セグンドに詰めていた#5植村がしっかり合わせてゴール!4-3!
#5植村の勝ち越しゴールに、ベンチも真っ赤に染まった観客席も歓喜に沸きます!!
セットを交代し、この試合まだ出場がなかった#20伊藤がピッチに立ちます。ベンチからも声をかけ盛り上げます。
相手に押し込まれる時間が続きますが、フィクソの#4木村を中心に体を張って守り、ゴールは割らせません。
試合終盤、前からプレスをかけてくる相手に対し、#6飯村のピヴォ当てに#5植村が反応し、こぼれ球を#28神永がドリブル。キックフェイントで相手をかわして左足でシュートを放つも、相手GKの好セーブにあいゴールとはなりません。
その後はパワープレーを織り交ぜながら、相手ゴールに迫ります。
パスを回し、#9三尾が角度のないところからシュートを打つもポスト直撃。追加点とはなりません。
セットを交代し、試合開始から常に声をかけ続けていた#17吉川がピッチへ。
相手のキックインからピンチを作られるも、GK#18嶋田が素早い反応を見せピンチを防ぎます。
集中した守備でゴールを守り、残り時間2分を切ったところで、ボールキープに強い#5植村にボールを集め、時間を使います。
最後まで全員で声をかけあい、ボールを保持して4-3で試合終了。
立ち上がりの集中力を欠き、難しい試合展開になってしまいましたが、最終節、無事勝利を収めることができ、2年越しのリベンジも達成することができました。
この結果、関東リーグ参入初年度は5勝1分3敗で4位という結果で終えました。
今節もたくさんのリガーレファミリーが応援に駆けつけてくださり、観客席を真っ赤に染めてくださいました。皆様の応援のおかげで最後まで戦い抜くことができました。
また4位という結果は、リーグを通して毎試合、本当に多くのリガーレファミリーが応援に駆けつけてくださり、また配信等で応援していただいた皆様のおかげだと思っています。本当にありがとうございました。
この結果に満足することなく、年明けの選手権でも、また皆様と喜びあえるよう頑張りますので、引き続き応援よろしくお願いいたします。
写真提供:naka様