前節、多くのサポーターが会場で試合を見つめる中、神山の決勝ゴールを守り切り勝利を飾ったO-40チーム。トップチームの試合会場でもあり我々にとってはホームコートと呼べる葛飾区水元総合スポーツセンター体育館にて多くのリガーレファミリーが見守る中、東京都マスターズリーグ1部第3節を戦った。
試合は港U.C.TOKYO chevalierさんボールでキックオフ。
先発はGK#70小沼、FP#2神山、#10松浦、#22村田、#15武田の5人。コートサイズに合わせ、前からの積極的なプレッシング、ゴレイロの小沼からのロングスロー、PIVO当てを使いボールを保持しながら相手の出方を伺う。監督からの試合前の指示通り、敵陣に侵入してからは積極的にシュートを放ちゴールを狙う。
先制して試合の主導権を掴みたいリガーレであったが、逆に先制点を許す。前半6分、GK#2小沼のロングスローが敵陣ゴール前で弾かれ、ルーズボールが相手選手へと渡り、ドリブルで自陣に侵入した選手がDFの合間を縫ってミドルシュートを放ち、これがゴール右隅に決まりゴールネットを揺らす。
先制点を許したリガーレであったが、すぐさま反撃に転じる。セカンドセット(#5残間、#11高木、#9相良、#3梅澤)が敵陣右サイドで得たキックインから、キックインサインプレーを使い、キッカーの#11高木がセカンドポストに通したボールを#3梅澤がゴールへ流し込み早い時間帯に同点に追いつく。
前半のうちに勝ち越したいリガーレは再びファーストセットをピッチに送り込む。FIXOの#2神山のゴール前への侵入、#10松浦、#22村田のミドルシュート、この試合のMVP#15武田のカットインからのシュートでゴール前に迫る。逆にカウンターから自陣への侵入を許し、シュートを放たれるシーンもGK#70小沼の好セーブがチームを救う。
押し込まれるシーンもありながらもゴレイロの好セーブで試合の流れを掴んだリガーレは前半のうちに勝ち越しに成功する。前半11分、港U.C.TOKYO chevalierがPIVOに付けたボールを自陣右サイドで#22村田が奪い、そのボールを#2神山が相手ゴール前へ。ルーズボールになり相手DFの対応が遅れた所へ#2神山、#10松浦がボールプレス。#2神山が奪取したボールがゴール前中央の#10松浦の元へ。相手ゴレイロを交わしセグンドの#2神山へ送ったパスが相手DFに当たりゴールへ。公式記録は#10松浦のゴールとなった。このまま2-1でリガーレがリードする展開で前半は終了。
後半はリガーレボールでキックオフ。
後半もスタートは、ゴレイロを#1安田に替えファーストセットから。ベンチ入りした選手全員が出場する中、練習でも重点的に取り組んでいるヘドンドの旋回、クリアランス、キックインサインプレー、2人組の関係を積極的に使って攻撃を組み立てる。コートサイズを考慮し、状況によってはボール保持に拘らずにゴレイロからのロングボールも使い相手ゴールに迫る。後半からは監督の指示でプレスを開始するラインを少し下げ、相手を引き出してからのカウンターを狙うリガーレ。
個人技術が高く、競技フットサルの経験値の高い選手が揃う港U.C.TOKYO chevalier。自陣に押し込まれ苦しい時間帯もあるものの、GKの好セーブ、体を張ったスライディング、球際の激しいフィジカルコンタクトでこれを凌ぐ。気持ちのこもったプレーにはこの日会場に来ていただいた観客席のリガーレファミリーも多いに沸く!
なかなか追加点が奪えない中、後半9分、港U.C.TOKYO chevalierが右サイドレーンでの二人組から縦に付けたボールに対してリガーレDF2枚がコンタクト。交錯しながらペナルティエリア付近にこぼれたボールに対して走り込んだ相手選手の足にリガーレDFの足が引っかかりファールの判定。このFKをセグンドで合わせられ失点。2-2の同点に追い付かれる。
痛恨の同点ゴールを許したリガーレだが勝ち越しを目指し、この後の試合時間残り3分間、観客席のコールリーダー豊永さんがリードするリガーレファミリーの大声援を胸に怒涛の攻撃を仕掛けるもゴールネットは揺らせず、2-2の同点でタイムアップとなった。
この日はホーム葛飾区水元総合スポーツセンター体育館にスポンサー企業様、各カテゴリーの選手、監督、コーチ、スタッフ、OB、リガーレヴィア葛飾のサポーターの皆様に数多くご来場いただき選手を後押ししていただきました。5年目を迎えるマスターズリーグで過去に類を見ない熱い会場の雰囲気を作っていただきました。感謝申し上げます。
勝利は届けられませんでしたが、皆様が期待する、チームの為に各選手が泥臭く、リガーレらしく戦う姿はお見せ出来た試合だったかと思います。
またチームで課題と向き合いながら真剣に試合に向けて取り組んで行きますので引き続き応援宜しくお願い致します。