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本日行われた関東リーグ1部 第4節の結果です。

 

第23回 関東フットサルリーグ1部 2021 powered by PENALTY 第4節

 

12/19(日)11:00 kickoff
@スカイアリーナ座間
vs. ゾット早稲田FC

 

ベンチ入りメンバー
FP:坂本、碓井、田嶋、尾方、菊地(耕)、木村(崚)、尻屋、高橋、米谷、清水、相原、木村(芳)
GK:石崎、柴田

 

1stピリオド(GK石崎)
0-1 失点
0-2 失点

 

2ndピリオド(GK柴田)
1-2 得点→碓井(米谷)
2-2 得点→相原
2-3 失点
3-3 得点→木村芳(木村崚)

 

計:3-3 Draw

 

 

変則的な開催となっている今シーズンの関東リーグの最終順位は、消化試合における勝ち点の獲得率で順位が決定することが発表された。

試合前の時点で、この一戦での勝者が2021シーズンの優勝へ大手をかける、いわば“天王山”となった。

 

リガーレの先発は、尻屋、米谷、相原、木村(芳)、GK石崎の5名。

 

第1ピリオド、試合開始直後はお互い様子を伺う展開。

ゾット早稲田FC(以下、ゾット)はサイズの大きなピヴォをターゲットにした攻撃と、スピードに乗ったカウンターで攻める。

しかし、リガーレは高橋、木村(芳)のフィクソを中心に要所を抑え、枠に飛んだシュートも最後はGK石崎が防いで危なげなく試合を進める。

 

序盤、リガーレはいくつかの決定機を迎える。2分にカウンターから右サイドを突破した米谷のシュートのこぼれ球を、ゴール正面から尻屋がダイレクトボレーで狙うが、このシュートはわずかに左に逸れた。

セットチェンジした5分には、GK石崎から敵陣左サイド奥へ正確なフィード、碓井がワントラップから落としたボールを田嶋が左足で強烈に狙うが、ゴール右に外れる。

さらに7分には再び石崎のフィードを、今度は右サイドで受けた碓井がヘディングで落とし、走りこんだ田嶋がダイレクトで放つが、これもゴール左へ外れてしまった。

 

すると10分、相手陣内でパスカットされたボールから単独での突破を許し、最後はGKとの1対1を沈められ、大事な1戦で欲しかった先制点を許してしまう。

勢いに乗るゾットの攻勢は続き、12分に右サイドからの折り返しをゴール前で合わせられるが、GK石崎が素早い反応でブロック。

さらに左サイドを突破されるが、ここも石崎が飛び出して1対1を防ぎ、追加点は許さない。

 

一進一退の攻防の中、18分に再び試合が動く。

ゴール前およそ8mの位置でFKのピンチを迎えると、一度防いだセカンドボールを拾われてしまい、ゴール前で繋がれて失点。

第1ピリオドを0-2とビハインドで終える。

 

第2ピリオドは、GKを柴田にチェンジ。ゾットもGKを交代。

序盤はリガーレがボールを持って仕掛け、ゾットがやや待ち構えてカウンターを狙う展開。

カウンターを止める際に相手を倒してしまい、左サイドで与えたFKからゴール前でシュートを作られるが、これは枠を外れて事なきを得る。

さらに、左サイドを突破されてGKと1対1を作られるが、これはGK柴田がペナルティライン上で落ち着いてブロックする。開始直後にカウンターを起点に作られた2つのピンチを防ぐ。

第2ピリオド最初のチャンスは4分、田嶋のロングパスから左サイドを抜け出した清水が、GKの動きを見て巧みなループシュートを放つが、戻ったDFにゴールライン上で掻き出されてしまう。

 

迎えた28分、裏に抜け出した尻屋に対し、飛び出した相手GKが堪らずハンドの反則。ゴール正面でFKのチャンスを得ると、米谷が落としたボールを受けた碓井が壁とGKの隙間を的確に射抜き、待望のゴール!

点差を1点に縮めたリガーレは、直後の30分のカウンターからゴール正面で決定的なシュートを放たれるが、GK柴田が素早い反応で弾き出し、ピンチをしのぐ。

両者譲らない攻防の中、セットプレーから尻屋のシュートは相手GKに防がれ、カットインから米谷が放ったシュートはわずかに枠を捉えられない。

しかしその直後の31分、相手陣地深くで米谷がハイプレスをかけると、相手の苦し紛れのパスをカットした碓井がゴール前の相原へ繋ぎ、相原は相手にブロックされながらこれを押し込んでついに同点に持ち込むことに成功する。

 

同点の勢いに乗って逆転を目指すリガーレは攻撃の手を緩めず、シュートチャンスを作り続けるがなかなか追加点が奪えないでいると、逆に先制点を許したゾットの三嶽選手に右サイドでドリブル突破を許して失点。38分で勝ち越しを許す絶対絶命のピンチ。

直後に碓井はすかさずタイムアウトを取り、自身をGKにパワープレー開始。

すると、右サイドから木村(崚)が放った強烈なシュートを、ファーサイドで待ち構える木村(芳)が押し込み、土壇場でふたたび同点。タイマーの残りタイムは56秒。

 

勝利のために互いにマイボールでパワープレーを仕掛ける中、ラストチャンスを得たのはリガーレ。

カウンターの流れから右サイドでCKを得ると、キッカー碓井がゴール前へ送ったボールに合わせた相原のシュートは、惜しくも枠を外れてしまった。

 

気持ちがぶつかり合う白熱したゲームとなった今シーズンの関東リーグ終盤の天王山は、両者譲らずドロー。

優勝の行方は、12月26日に開催される最終節まで持ち越された。

 

※リガーレが優勝するためには、最終節での勝利が必須条件となります。

無観客開催となりますが、リモートでの応援をお願いいたします。