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本日行われた公式戦の結果です。

第27回全日本フットサル選手権大会 東京都大会 準々決勝(1回戦)

 

11/6(土)15:00 kickoff
@郷土の森総合体育館
vs ASV PESCADOLA町田 U-18

 

ベンチ入りメンバー
FP:坂本、碓井、田嶋、尾方、菊地(耕)、木村(崚)、尻屋、高橋、米谷、相原、木村(芳)、鈴木
GK:石崎、柴田

 

第1ピリオド(GK石崎)
0-1 失点
1-1 得点→田嶋(木村(崚))
1-2 失点
2-2 得点→尻屋
2-3 失点
3-3 得点→木村(崚)(碓井)
4-3 得点→木村(崚)

 

第2ピリオド(GK柴田)
5-3 得点→木村(芳)(相原)
6-3 得点→米谷(木村(芳))

 

計:6-3 Win

 

 

プロ、アマやカテゴリを越えて日本一のフットサルチームを全日本フットサル選手権、その東京都代表を決める場である東京都大会。

大会の主管となる東京都サッカー協会の配慮により、昨年度に続き人数制限はあるものの有観客で開催されることとなった今大会。

開催に先立って事前に行われた11月6日の来場申請は、定員オーバーにより開始数十分で応募が締め切られた。

 

 

リガーレ東京は、シードにより準々決勝(トーナメント1回戦)からの登場。

大会初戦の相手は、東京都ユース(U-18)フットサルリーグ 1部に所属する、ASV PESCADOLA町田 U-18(以下、町田U-18)。

Fリーグクラブの下部組織であり、東京都大会予選を1回戦から勝ち上がってきた若く、勢いのあるチームである。

 

 

先発は、GK石崎、木村(芳)、米谷、相原、菊地(耕)と、前節のリーグ戦と同じスターティング5で試合に臨む。

 

町田U-18のキックオフで開始した試合は、開始直後から動く。

キックオフからブロックを利用したサインプレーにより、いきなり中央でシュートチャンスを作られると、ディフェンスに当たってコースが変わったボールは、GK石崎のタイミングを外す形となり、ゴール左隅に吸い込まれる。

第1ピリオド開始6秒で、町田U-18に先制を許す。

 

相手を勢いに乗せたくないリガーレは、2ndセットに入った高橋、碓井、田嶋、木村(崚)がセットプレーからチャンスを掴む。

すると、右サイドからのキックインで、キッカー碓井からの落としを受けた木村(崚)がシュート性のボールをゴール前へ送ると、タイミング良く走り込んだ田嶋が押し込み、すぐさま同点に追いつく。

 

短い時間でテンポ良くセットを変えながら戦い、再び1stセットへ。

ところが、自陣でボールを奪われカウンターを受けると、一度防いだこぼれ球をゴール前でつながれ、失点。

スピードがあり、勢いのある相手に苦しめられる展開となるが、すぐに追いつくことに成功する。

菊地(耕)に代わって入った尻屋とのワンツーで右サイドを抜け出した米谷が放ったシュートは相手GKに一度は防がれるが、中央にこぼれたボールを尻屋がゴールへ流し込み、スコアを2-2の振り出しに戻す。

 

しかし、この第1ピリオドはツキにも見放される。

敵陣でパスがずれたところを相手DFがリガーレ陣地へ大きく蹴り出す。

このボールが味方のカバーの為に前にポジションを取っていたGK石崎の頭上を越え、ゴールへ。

2-3、初戦の硬さなのか、なかなか踏ん張ることが出来ずに3度目のリードを許してしまう。

 

この苦しい展開を、背番号9のピヴォが救う。

自身のシュートで得た右サイドのCK、キッカー碓井からのパスを受けた木村(崚)がダイレクトで放ったグラウンダーのシュートは相手GKを破り、3-3の同点。

 

さらに、その1分後には、敵陣でGK石崎からの正確なロングフィードを木村(崚)がダイレクトでゴール前へ折り返すと、パスを受けた碓井がコントロールしてシュート。

相手GKが防いで浮き上がったボールを、右サイド角度のない位置から木村(崚)が丁寧にゴールへ。

木村(崚)の立て続けの2ゴールで、4-3とこの試合初めてリードを奪う。

 

その後は、出足の早い守備で相手に自由を与えず、枠を捉えるシュートもGK石崎が確実に防いでこれ以上の失点を許さない。

この試合も前線で起点となる菊地(耕)のシュートがクロスバーを叩くなど惜しいシーンもあったが、1点リードのままで試合を折り返す。

 

第2ピリオドは、GKを柴田へチェンジ。

開始直後に、相原からのロングパスを受けた米谷が左サイドでチャンスを迎えるが、こちらも後半から代わって入った相手GKの好守で得点には至らない。

 

町田U-18も同点ゴールを目指し、巧みな個人技で鋭い攻撃を見せる。

カウンターからスピードのあるドリブル突破で右サイドを突破され決定機を作られるが、GK柴田が左手1本でセーブ。

直後、左サイドでFKのチャンスを与えてしまうが、ここも柴田が飛び出して左脚でブロック。

 

さらに、ゴール正面7mの位置で相手の突破を防いだ高橋にファウルの判定。高橋はイエローカードを受け、絶好の位置でFKを与えてしまう。

だが、相手の直接シュートを壁に入った高橋が右足で防ぐと、そのこぼれ球をダイレクトで狙われたシュートもGK柴田が胸でセーブ。

第2ピリオド序盤に訪れた再三のピンチも、今シーズンキャプテンを務めるGKが立て続けに防ぐ。

 

町田U-18のスピードある攻撃を粘り強く守りながら、チャンスを伺うリガーレ。

第2ピリオドの半ばにこの試合のハイライトが訪れる。

ハーフライン付近まで上がった相手GKのパスを鋭い読みでカットした田嶋が、そのままロングシュート。

相手GKは戻り切れずにペナルティエリアの外で手を使って防いでしまい、一発レッドカードの判定で退場となる。

 

一人少ない相手に対して冷静にパスを回し、相原のラストパスから最後は木村(芳)がミドルシュートを放つとこれが”ニアハイ”右隅に決まり、5-3とリードを2点に広げる。

 

試合終盤、町田U-18はタイムアウトを取り、パワープレーを開始。

しかし、集中した守備を見せるリガーレは決定機を作らせない。

逆に奪ったボールをつないで、中央でパスを受けた木村(芳)が相手ゴール前でフリーとなる米谷へパスを送ると、トラップでボールを浮かして相手GKの頭上を抜き、そのまま押し込んでダメ押しとなる6点目。

 

終了間際には、プレスを回避されて2対GKのピンチを迎えるが、ここもGK柴田が飛び出して片手でブロック。

 

そのまま最後まで集中した守備を見せたリガーレ東京が、6-3のスコアで試合終了のブザーを迎えた。

 

この結果、11/23(火・祝)に開催される準決勝に駒を進め、関東大会進出をかけてFC NAKAIと対戦する。