昨シーズン、ロコス創設から10年目の悲願達成で、東京都3部に昇格しました。

苦しい苦しい年月を経て、たくさんの選手たちの想いと一緒に掴み取った夢の舞台。

いよいよ、開幕しました。

 

若い選手の多いロコスは、開幕戦でガチガチになってしまうことが多かったのですが、今年は一味違いました。

ベテラン#15武田潤が、アップから周りの選手を笑わせ和ませてくれたおかげか、皆とてもいい表情。

サスーン監督からも、選手たちからも、試合が楽しみでしょうがないというわくわく感が伝わってきました。

 

開幕がホームタウンの水元体育館ということもあり、スポンサー様やサポーターの皆様、選手家族や他カテゴリーの選手の皆さんもたくさん駆けつけてくださいました。

横断幕が掲げられ、太鼓を叩いて名前を呼んでもらえる環境に、選手たちは皆とっても嬉しそうでした。

 

少しの緊張を抱きつつ始まった3部リーグの試合は、序盤から一進一退の攻防が続きます。

相手の強いピヴォや、ゴレイロを上げ人数をかけてくる攻撃に苦しめられますが、全員が必死に身体を投げ出し、最後はゴレイロ#53 岡﨑知樹がきっちりとゴールに鍵をかけます。

苦しい時間も必死に相手を追いかけ回し、ボールを跳ね返すたびにベンチの選手たちも立ち上がって吠えます。

前半はスコアが動かず、0-0で折り返します。

 

後半に入っても、観客席からの声がずっと届いていて、選手たちのモチベーションはぐんぐん上がっていきます。

両者譲らない展開が続きますが、その流れを断ち切ったのはやはりこの人。

昨シーズン、ロコスのキャプテンを務め、チームを引っ張ってきた#7 木村崚介。

木村が放った強シュートがゴールへ!

ゴール前で#9 江本直輝が相手DFと競り合い、闘ってくれていました。

ベンチ全員が飛び上がって爆発的に喜び、ハイタッチで木村を迎えます。

 

すると相手がゴレイロをFPに変えて、本格的にパワープレーを仕掛けてきます。

昨シーズン、パワープレーでの逆転負けを経験しているロコスは、しっかり対策もしてきました。

どっしり構えて、全員でゴールを守ります。

するとこぼれた球を見逃さず、今シーズンキャプテン#19 中辻翔馬が、綺麗なパワープレー返しを決め2-0に!!

更にベンチも大盛り上がり!!!

残り時間も少ない中での2点目は、皆を勢い付けてくれました!!

 

そしてそのまま最後まで気を緩めることなく、試合終了!

夢の舞台で、しっかり開幕戦勝利をおさめることができました!!!

 

ベンチ、会場が一体になっていたあの感覚、これからも選手たちのパワーになること間違いありません。

この先、もっともっと苦しい闘いが続きますが、今日のこの感覚、この気持ちを忘れずに、全員で泥臭く闘っていきます。

たくさんの熱い応援を、本当にありがとうございました!

これからも是非応援よろしくお願いいたします!!