6月8日、今シーズン第二節がホーム水元総合スポーツセンターで行われた。
開幕5連戦の2試合目、アグレミーナ浜松を迎えた一戦、前回の敗北を糧に、勝利を掴むことができるか。
1st ピリオド
前半、リガーレヴィアの時間帯。
パス回しから裏へのボールでチャンスを狙う。
二宮、小林を中心としたパス回しで相手を引き付け、相手の背後を狙う。
今期初先発の太田も、安定したセーブでゴールに鍵をかける。
得点の少なかった前節に対し、積極的にシュートを狙うリガーレヴィア。
相手のコーナーキックから江本が強度の高い守備でボールを奪うと、すかさず二宮にパス。
前線に駆け上がった江本に再び二宮からパスが通ると、相手と競り合いながらも反転してシュート。
これが相手ゴレイロの足元を抜き、先制点を奪う。
前節同様、早い時間に先制点を奪い勢いにのるリガーレヴィア。 キャプテン菊地(耕)もフィジカルを活かしたプレーを見せ、前線で起点になる。
今シーズン初出場の菊池(慧)、木村も身体を張ったプレーを見せる。
ホームの声援を背に受け、追加点を狙う。
しかし、攻勢に出ている中で一瞬の隙を突かれてしまう。
底辺での横パスをカットされると、そのままシュート。不用意な形で同点を許してしまう。
流れが断ち切られたリガーレヴィア。
劣勢に回る。すると直後、相手の長いパスがゴール前でフリーになっていた相手に通り、ゴレイロと1対1のピンチ。
これを冷静に沈められ、1-2、逆転を許してしまう。
あっという間に逆転を許したリガーレヴィア。流れを変えることはできるか。
しかし、その後も悪い流れは続く。
コート中央での混戦。球際のボールを奪われると相手がそのままドリブルで運んでシュート。
これがゴールに突き刺さり、1-3。先制するもその後3連続失点。
上手く流れを掴めないリガーレヴィア。
ゴレイロ太田が攻撃参加し、数的優位。相手ブロックの外でボールをつなぐと、右サイドでボールを受けた菊池(慧)がミドルシュート。
相手にあたりながらもゴールに吸い込まれ、悪い流れを断ち切る1点。スタンド、ベンチも盛り上がる
花島が抜け出し、相手ゴレイロと1対1のチャンスをつくるも、これはブロックされてしまう。
前半終了間際、木村のチョンドンでゴールを狙うも、ここはゴール左に逸れる。
良くない形の失点から3点を失ったが、追撃となる2点目を奪い、なんとか最悪の流れは断ち切ったリガーレヴィア。
1点ビハインドで前半を終える。
2nd ピリオド
迎えた後半、立ち上がりにまたも隙を突かれてしまう。
相手のキックインのチャンス。チョンドンでゴールを狙ったボールがリガーレヴィアディフェンスに当たり、コースが変わってそのままゴールに吸い込まれる。
攻勢に入ろうとしたところ、出鼻をくじかれる追加点を許してしまう。
2-4となり巻き返したいリガーレヴィア。前半同様、パス回しからゴールを狙うも、中々得点の匂いのするプレーは生まれない。
上地が単独でのドリブル突破。シュートまでたどり着くも、ゴールを奪うには至らない。
尻屋が前線からのディフェンスで存在感をみせると、加世田もドリブルでチャンスメイク。
その後試合は膠着した展開に、菊地(耕)、二宮、小林を中心に攻めるが、相手ディフェンスを崩し切るには至らない。
得点を奪うべく、前線でのプレスから流れを掴むべく走るも、その裏を突かれてしまう。
相手のキックインから対角へのロングボール。前カットを狙ったリガーレヴィアディフェンスの頭の上の越えたボールが相手に収まると、胸トラップからシュート。
少しでも得点を詰めたい後半に、痛恨の追加点を許してしまう。2-5と3点差に突き放されたリガーレヴィア。
得点差を埋め、同点、逆転を狙うべくゴレイロを二宮に交代してパワープレーを開始。
リスクを冒して得点を狙う。
花島、小林、二宮、江本、上地でボールを回しながらチャンスを伺う。
相手の集中した守備を前に、中々ゴール前にボールを送り込めないながらも、マイボールの時間を増やし、虎視眈々とゴールを狙う。
すると、江本、小林がパス交換をしつつ、ゴール左横に詰めていた上地にシュートパス。
これを上地が押し込み、3-5と再度詰め寄る。
しかし、その後は相手のボールポゼッションの前に中々ボールを奪うことができず、時計の針が進む。
パワープレーで追い上げを見せたが、反撃もここまで、何度もゴールに迫るシーンを作りながらも、不本意な失点を重ね、悔しい敗北となった。
今週からはアウェイ2連戦。
ホームゲーム以上に難しい試合になることが予想されるが、遠いアウェイの地、画面の前で応援してくれるサポーターに勝利を届けることができるか。
photo by Akie Umeda
試合 ハイライト
次節 試合情報
<日時>
6月16日(日) 16:00 K.O.
〈会場〉
アダストリアみとアリーナ
〈対戦相手〉
マルバ水戸FC