前節から1ヶ月が経ち、リーグ戦最終節が行われました。

 

同日、私たちの前に行われた他チームの試合結果を受けて、リーグ優勝・参入戦進出という目標は絶たれてしまいました。
しかし、他チームの結果に関わらず、自分たちの試合で勝利を勝ち取るという強い気持ちで1ヶ月間トレーニングに励んできました。

 

対戦相手のサンキストさんはまだ一度も勝ったことのない強敵。
気持ちを切り替えて目の前の相手に勝つことに集中します。

 

試合開始のブザーと共に、この仲間で闘う最後の試合が始まりました。

 

立ち上がりから練習を重ねてきたボールを回しで積極的に相手陣内に侵入し攻撃を仕掛けます。

 

すると4分、#7 小根山瑞稀が相手の連携ミスをついてボールを奪うと、そのままドリブルで持ち上がってシュート!
惜しくもDFに阻まれます。

 

攻撃の時間が続く中、コーナーキックや相手陣内でのセットプレーの回数も増え、#15 一井千佳や#19 黒川晃、#17 村上未来の強烈なシュートで何度も相手ゴールに迫ります。

 

しかし、なかなか得点には繋がらず、もどかしい時間帯が続きます。

 

ピンチになる場面ではGK#11 増田好美や#24 飯村亜美を筆頭に、全員の粘り強い守備でゴールを許しません。

 

チャンスは作るもののあと一歩のところでゴールとはならず、スコアレスで試合を折り返します。

2ndピリオドも、リガーレらしくまずは守備から、自分たちのリズムを掴みます。
開始直後、自陣左サイドで相手からボールを奪った#17 村上は、そのままスピードに乗ったドリブルで駆け上がると、ペナルティエリアの外側から右足を振り抜きシュート!
しかしこれは惜しくも相手GKに阻まれ、得点には至りません。

 

カウンターやセットプレーから攻め込まれる場面もあり、相手の強烈なシュートに何度もゴールを脅かされますが、守護神#11 増田の身体を張ったセービングがチームを救います。
#11増田は、精度の高いスローからチャンスをつくるだけでなく、時には自らロングシュートを放ち、積極的にゴールを狙います。

 

拮抗した試合展開が続き、時間が刻々と過ぎていきます。

 

相手も前からプレスをかけてきますが、落ち着いたボール回しでプレスを回避し、前線へボールを運んでいきます。

 

相手陣内で#15 一井、#18 嶋田萌、#37 小林真希とパスを繋ぎ、#37 小林がドリブルで右サイドから中央へ切り込むと、ゴール前ファーサイドに上がっていた#5 高橋穂波にパス!
#5 高橋は体勢を崩しながら左足で合わせますが、相手GKの好セーブで弾かれてしまいます。
得点のチャンスはあるものの、最後まで決め切ることができません。

 

ラスト1秒まで諦めずにゴールを目指しますが、そのまま試合は0-0で試合終了。
今シーズン最終節を勝利で飾ることはできませんでした。

 

私たちのシーズンは、東京都女子フットサル1部リーグ準優勝という結果で幕を閉じました。

 

コロナ禍の中、リーグ開催のためにご尽力いただいた関係者の皆様も、ありがとうございました。

 

そしていつもレディースを気にかけ、応援してくださった皆様、いつも私たちの力になっていました。来シーズンこそは関東リーグに昇格できるよう、自分たちに矢印を向けて、また一から積み上げていきます。

 

1年間本当にたくさんの応援、ありがとうございました。

 

これからもリガーレ東京レディースをよろしくお願いいたします!