前節のTOCAR戦、勝利をするも、最後のゴール前でのフィニッシュの精度、ピッチ上での個々の自主性に課題を残したO-40。TRMを挟んで第9節難敵中野FCデルボラ戦を迎えた。

 

1stセット
GK:小沼
FP:松浦、相良、細矢、梅澤

 

試合の前のミーティングで確認していた、自陣キックインからのサインプレー、DFシステム、プレスライン、狭いコートを考慮した敵陣での積極的なシュート。これらの監督の指示を1stセットが落ち着いて実行し良い試合の入りをする。

 

2ndセット
GK:小沼
FP:残間、溝邊、高木、藤田

 

2ndセットもクリアランス、キックインからのサインプレーを積極的に使い、PIVO当てを狙いながら試合の流れを掴んで行く。3分には相手がキックインから中央のFIXOに当てたボールを藤田が奪い左足でシュート。惜しくもポストから数cm外れる。

 

相手はピッチの縦のサイズを考慮しゴレイロからのロングスローをゴール前のFPに当ててからの展開を狙い再三ゴール前でのチャンスを迎えるがこれを小沼のビックセーブで凌ぐ。

 

6分、自陣深い位置からのキックインサインプレーからのロングボールをヘディングで細矢がシュート。これを相手ゴレイロがキャッチ。フリーになった右ALAに通されカットインから左足のシュートを放たれ先制点を許す。

 

9分、相手がマイナスに下げたボールを細矢がパスカットし右ALAの藤田に展開、藤田がカットインし再び細矢へ。細矢が左足で放ったシュートをゴレイロが弾き、そのこぼれ球を藤田が押し込み同点に追いつく。

 

10分、相手タイムアウト。監督からは前半残り2分、無理に攻めるのではなくしっかりと守ってゲームをこのまま1-1で折り返そうとの指示。ここがこのゲームの1番のポイントとなった。

 

しかし11分、相手ゴレイロからのロングスローがFIXOの位置に居た藤田、相手PIVOの頭を越えゴレイロ小沼に触れゴールネットへ。リードを許し後半へ。

 

 

後半はゴレイロを# 16神山に変え、引き続き戦い方は変えずにシステムDFとマンツーマンのDFを併用し、キックイン、コーナーサインプレーを積極的に使い、後ろ3枚からのPIVO攻撃を試みるも相手ゴールをこじ開ける事は出来ず1-2でタイムアップとなった。

チームとして積み上げて来たフットサルの形が公式戦の中でも出せる様になり、ベンチを含めて試合に臨むチームの雰囲気も悪くはないゲーム。

 

ただ競技チームである以上、内容は良かったで満足する訳には行かない。今節上位陣同士の星の潰し合いがあった為、残り2試合で大きく順位が変動する可能性が。最後までチームとして成長する姿を見せてシビアに結果に拘り、少しでも上の順位でシーズンを終えたい。