先々週から始まった3連戦の最後の相手は、リーグ戦5試合を消化し、4勝1分で暫定2位についているearly.f.tさん。
私たちはこの試合に勝てば優勝が決まるという大一番。
関東昇格のためには、都リーグを優勝して参入戦に進むことが絶対条件です。
ここで負けたら首位陥落、何としてでも勝たないといけない試合に、プレッシャーを抱えながらも強い気持ちで臨みました。

 

私たちは、サイドでの2人組の関係から数的有利をつくったり、前線の#7 小根山瑞稀、#15 一井千佳にボールを当てて相手陣内に侵入したりと、練習してきた形でゴールを目指します。
対する相手は、ボールを奪った後の素早いカウンターや、GKからのロングスローから、早いテンポで攻め立てます。
危ないシュートを打たれる場面もありますが、守護神#11 増田好美の冷静な状況判断とナイスセーブがチームを何度も救います。
フィールドも#4 木村瑠衣や#24 飯村亜美を中心に体を投げ出して守りきり、決定機を防ぎます。
攻撃では、自分たちのペースでボールを保持する時間もあるものの、シュートはなかなか枠を捉えることができません。
前節の十条戦同様に、思い通りにいかずに苦しい時間が続きます。
緊迫した試合展開の中、プレイング15分はあっという間に過ぎ、1stピリオドをスコアレスで終えます。

 

2ndピリオドに入っても攻めては守っての拮抗した時間が続きます。

 

緊張もほぐれ、いつもの自分たちらしいプレーからチャンスも生まれます。
ボールを回しながら相手陣内に侵入し、高い位置からのセットプレーを獲得すると、#15 一井や#18 嶋田萌、#17 村上未来らのシュートで幾度となくゴールに迫ります。

 

しかし、いったんボールを失うと相手の素早いカウンターや高い技術に苦しめられます。
1stピリオドに引き続き、GK#11 増田が何度もピンチを救い、フィールドのメンバーもリガーレらしく全員で体を張って守ります。

 

そんな一進一退の攻防が続く中、試合時間も残り3分を切ったところで一瞬の隙をつかれ、失点を許してしまいます。

 

しかし、下を向くことなく仲間を鼓舞し合い、すぐに切り替えて全員でゴールを目指します。
怒涛の反撃でチャンスもつくりますが、最後まで得点を奪うことはできませんでした。
そのまま0-1で試合終了。

 

絶対に勝たなければいけない試合を勝ちきれず、とても悔しい気持ちでいっぱいです。
試合が終わった瞬間は目の前が真っ暗になりましたが、幸運なことに、来月行われる最終節の結果次第で、まだリーグ優勝の可能性が残されています。

 

残り少ない時間ではありますが、最終節に向けて悔いのないよう全力で取り組んでいきたいと思います。

 

沢山の応援ありがとうございました!!